東北海道でダイヤモンドダストを見る・撮る!準備編

東北海道でダイヤモンドダストを見るそして撮る!準備編

北海道内陸部のダイヤモンドダスト

 

こんにちは。

 

幸せカメラストーリーズのKENこと中村です。

 

~この記事は6分で読めます~

 

この記事では、ダイヤモンドダストの観測や撮影について、より具体的な情報をお届けしてまいります。

 

今回は「準備編」として、服装や心構えなどについて紹介します。

 

 

ダイヤモンドダストに出会うための準備

 

まずひとつ言えるのは、どんな方法もどんな行動にも「正解はない」ということです。

 

結果論で「ああすれば良かったとか」「あそこに行けばよかった」または、「自分の選択が正しかった」というのはあると思います。

 

どういうことかと言うと、例えば気象条件が整い事前にしっかりと準備をして、発生確率の高いポイントへ行ったとしても、やはり自然現象ですからダイヤモンドダストの発生に100%の確率はありません。

 

実際に氷点下30度の中、気嵐が湧く河川付近で撮影していても、ほんの小規模のダイヤモンドダストしか発生しないこともよくあります。

 

というかそのくらいの気温であれば、空気中に漂う「細氷」(ダイヤモンドダストの別名)はごく当たり前に見られます。

 

僕が子供の頃は、真冬のとても寒い朝に学校に行くときは「空気がキラキラしている」といつも思っていました。

(東北海道の内陸部の田舎に住んでいました)

 

真冬の牛

 

その現象は特に珍しいわけでもなく、ただただ「寒かった」という記憶があります。

 

 

また僕が現在住んでいる釧路市でも、氷点下15度を下回った寒い朝には、河川の付近では「細氷」を見ることは普通にあります。

 

でも、僕たちが見たいのはそういった普通の現象ではなく、心を揺さぶるダイヤモンドダストの乱舞や神秘的な光の柱「サンピラー」ですよね。

 

そこで、100%の正解はないと言いましたが、確率をできるだけ高めて幸運を引き寄せることにしましょう。

 

そのための準備として有効な方法を、最近出版した電子書籍「絶景に出会うための教科書 風景編」に詳しく書いてあります。

 

e-Book「絶景に出逢うための教科書 風景編」

 

その内容を簡単に説明すると、自分が望む結果を明確にイメージすることがまずは先決だということです。

 

それに伴って自分が経験する現実が変化していきますから。

 

詳しくは電子書籍を御覧ください。

 

さて、ここではシンプルな情報をお伝えしますね。

 

服装を考える

 

①狙いを絞ったポイントでダイヤモンドダストの発生を静かに待つのか?

 

②それとも摩周湖の外輪をスノーシューでハイクしながら、朝日が当たる場所を探すのか?

 

厳冬期には、上に挙げた2つの条件では選ぶ「服装」が大きく変わってきます。

 

動かないことが想定できるのであれば、ガッチリと厚着をすることが求められます。

 

反対に、狙った場所までかなり移動するのであれば、厚着をしてしまうと逆に汗で身体を冷やすことになります。

 

その場合は、透湿性の優れたウェアがあるので、そういったものを肌に近い部分に着るようにします。

 

僕のオススメは「レイヤリング」という重ね着です。

 

移動する時は重ね着を考える

 

僕はほとんどの場合、まず超薄手の撥水性のあるドライレイヤーを肌着にして、その上に吸湿性と保温性の高いベースレイヤーのウェアを何枚か着ています。

 

こうした重ね着により、かいた汗は撥水性のあるインナーを通り抜けて、その次のレイヤーに吸い取られるので、肌は常にサラッとしています。

 

最初のレイヤーに吸い込まれた汗は、またその上に着ているレイヤーに吸い込まれ、最終的に外に発散されます。

 

ですから一番外側に着ているアウターシェルの内側はよく結露水が凍りついていますが、内側は暖かくそして肌に接する面もまったく濡れていないのです。

 

ドライレイヤー自体に保温性はほとんどありませんが、撥水性があるのでベースレイヤーが濡れても汗戻りしません。

 

僕は冬の登山などでもこうしたレイヤリングをすることで、汗の処理を重点的に考えています。

 

僕が長年愛用し信頼しているメーカーのドライレイヤーを紹介しますね。

 

また先に書きましたが、ほとんどその場から動かないのであれば、しっかりと重ね着や厚着をすることで大丈夫です。

 

さて、服装について説明しましたが、次は手袋を考えてみましょう。

 

理想の手袋とは?

 

これは僕の中でも永遠のテーマとして、現在進行系で理想の手袋を探しています。

 

理想の手袋のポイントは、

 

  • カメラの操作がしやすい
  • 保温性に優れている
  • 蒸れないこと

 

です。

 

この3つの条件は相反するものがありますからね。

 

カメラの操作がしやすいということは「薄手の手袋」になりますし、

保温性に優れているのであれば「厚手」になったり、蒸れることもあります。

 

僕もこれまで沢山の手袋を試してきました。

 

そうした問題を解決する一つの方法としておすすめするのが、

 

小型のカイロを手袋の中に入れること」です。

 

僕は、市販のカイロの中で一番小さいタイプの「貼らないカイロ」を左右の手のひらの部分に入れて使っています。

 

これを使うことで手袋1枚分くらいの保温力は得ることができますし、厚手にならないことでカメラの操作性も損ないません。

 

ただし指先まではカバーできないので、カメラや三脚に長時間触れる場合は凍傷に注意する必要があります。

 

極寒の中で機材を扱うときにいつも感じるのですが、カメラは氷の塊よりも冷たくなるのです。

 

そして撮影が終わったらいきなり温めないようにするのは必須のテクニックでもあります。

 

結露を起こしますからね。

 

ちなみに小型のカイロなら、防寒ブーツの中に入れておくことで、足先の冷えもある程度抑えることができます。

 

呼吸について

 

例えばマイナス25度以下の屋外で、普段と同じように呼吸をすると、冷たい空気を吸い込んだ時にむせ返ることがあります。

 

そういった場所で撮影しているとよく咳き込んでしまう人もいますが、呼吸のコントロールも大切なテクニックとなります。

 

僕は主に口で静かに呼吸するようにしています。

 

鼻だと鼻水が出やすくなるし、それがすぐに凍ってしまうので、なるべく口で呼吸します。

 

口の付近は、マスクやネックウォーマー、または目出し帽のような「バラクラバ」などを使い、直接冷たい空気を肺に入れることを避けています。

 

吐く時もゆっくりと細く吐くことで、口周りを保温している衣類の凍結を防ぎます。

 

勢いよく吐くと、そこが結露してすぐに凍ってしまうので。

 

また僕はメガネをかけていますが、眼鏡が曇ることにも注意しなければなりません。

 

これも呼吸のコントロールである程度可能となります。

 

あとは撮影する際にも吐く息でカメラに霜が付くので、そういった現象もあるということを抑えておく必要があります。

 

ちなみにまつ毛もすぐに凍り始めるので、付けまつ毛とかはやめたほうがいいです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

僕自身は天気予報を見て、寒くなればなるほどに「ワクワク」してくるのですが(笑

 

それはやはり「美しい光景に出逢えることを知っているから」だと思います。

 

 

近年は温暖化なども懸念されていますが、氷点下25度を下回るような極寒の日は、シーズンの中でもそれほど多くはありません。

 

ですがそんな極寒の日の空は晴れ渡り、そして風も弱いことが多いので、あとは湿度の高い場所に行くことでダイヤモンドダストとの出会いが期待できます。

 

今回は「準備編」としてお届けしましたが、次は「撮影編」や具体的な場所について、もう少し詳しくお伝えします。

 

それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

今後も幸せカメラストーリーズをよろしくお願いします。

 

次の記事はコチラから

 

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