釧路湿原に初雪が降る

釧路湿原に降る遅い初雪

 

こんにちは。ケンイチです。

 

~この記事は6分で読めます~

 

僕の記憶が確かなら、今日が釧路湿原に初雪が降った日となります。

 

例年に比べると遅いような気もしますが、数年前には12月中に一度も雪が降らなかった年もあり、改めて雪が少ない地域だと感じました。

 

今日降った雪はアラレのような状態から始まり、少しずつ激しくなっていきました。

 

ですが、そのうちパタッと止みました。

 

積雪は2センチくらいだと思います。

 

地面が凍結している場合は、このようにサラッと雪が降るととても滑るのですが、今年は暖冬のせいなのか日陰でも凍結している箇所が少ないように思います。

 

それでも明日12月8日の最低気温はマイナス8度らしいです。

 

そしてさらに翌日はマイナス12度と、やっと冬らしくなっていきます。

 

この場合の内陸部の気温はというと、鶴居村が12月9日の朝に「マイナス13度」で、同じ日の陸別町は「マイナス17度」になる予報です。

 

音羽橋では霧氷や川霧が期待できますね。

 

僕は撮影の際は、このように「気温」をチェックするようにしています。

 

 

気温をチェックすることのメリット

 

普段から気温をチェックすることで、自分が思い描く情景のイメージを強化することができます。

 

また撮影は車で移動することがほとんどなのですが、車載の外気温計も頻繁に確認しています。

 

そうやっていると、気温と関連した「土地勘」が身についてきます。

 

例えば釧路から釧路湿原に向かうルートでも、他の場所に比べて気温が1~3度くらい低くなる地域があります。

 

釧路湿原の放射霧

 

するとそこでは地表を漂う「霧」が発生しやすくなるのです。

 

これは冬になると今度は「霧氷」に変わります。

 

近場でもこうして美しい光景を望むことができますね。

 

これが朝になれば「輝く霧氷と霧」という絶景パターンもあるわけです。

 

他にも、例えば釧路市が-10度なら鶴居村に行くと-12度になり、さらに阿寒まで行くと-15度、オンネトーは-13度などのように予測できるようになります。

 

霧氷やダイヤモンドダスト、川霧やフロストフラワーなど、寒さに関連した情景を撮る場合は地域の気温パターンを知っておく必要があります。

 

タンチョウ撮影のメッカである鶴居村の音羽橋も、冷え込んで川霧が出たり霧氷が発生したほうが、より心に残る情景となります。

 

音羽橋のタンチョウ

 

人それぞれ自分が求める世界があると思いますが、入手できる情報を活用することで、再現性が高まります。

 

小雪の時はフラッシュがおすすめ

 

岩保木水門に降る雪

 

昼間でもフラッシュを使うことで、雪を効果的に演出することができます。

 

上の画像は絞りを開放付近にすることで、チラつく雪をぼかして印象的に撮影しました。

 

フラッシュの明るさは適当ではなく、最善になるようにいつも調整するようにしています。

 

紅葉と雪

 

こちらの写真はフラッシュを使っていないので、雪の細かさが印象に残ります。

 

普段なら見過ごしてしまうような場所でも、雪の演出を取り入れることで作品にすることができます。

 

知床に降る雪

 

こちらの上の作品は知床に降る大粒の雪をフラッシュを使って撮影したものです。

 

光の強さによっては、雪が「白飛び」してしまうので、やや抑え気味にすることをおすすめします。

 

野付半島の朝の雪

 

こちらは冬のトドワラ(野付半島)で、地吹雪をフラッシュを使って撮影しました。

 

強烈な風で雪の粒子は肉眼では捉えきれませんが、SS1/60秒でこのような作品になりました。

 

野生動物にフラッシュは使わない

雪の中のタンチョウ

 

これは僕のポリシーですが、野生動物を撮影する時にこれまでフラッシュを使ったことはありません。

(先ほどのトドワラの画像にはカラスが写っていますが 汗)

 

上の写真は500mmの超望遠レンズを使い、雪が舞う畑に舞い降りるタンチョウを撮影しました。

 

やはりフラッシュは彼らを驚かせる可能性があるので、僕は使わないようにしています。

 

撮影の際は動物たちへの配慮も忘れないで下さい。

 

釧路市内の河川敷も面白い

釧路川に降る雪

 

粉雪の場合だと、釧路川沿いの河川敷もおすすめです。

 

情緒あるオレンジ系の外灯の明かりが印象的な作品になります。

 

僕は主に霧が発生した時に河川敷で撮影しますが、雪が降っている夜もタイミングが合えば行くことがあります。

 

その際はレンズに雪がつかないように、こまめにレンズフードを付けたり外したりしています。

 

また風が強い時は傘を使ってレンズを覆うこともあります。

 

こういった時におすすめなのは無線タイプの「リモコンレリーズ」です。

 

ポケットにリモコンを入れたまま、離れた場所からもシャッターを切れるので、冬場は特に重宝しています。

 

釧路川に降る雪

 

この上の写真も、フラッシュの設定によってはまるで違った印象になります。

 

次の写真を御覧ください。

 

釧路川に降る雪

 

フラッシュの光が強くなり、シャッタースピードも速くすると、このような雰囲気になりました。

 

他にもシャッターが動作するタイミングを変えたりと、色々と試してみて自分が望む作品を追求していくのも楽しいです。

 

今回は釧路湿原の初雪から連想された「雪に関する撮影」についてのお話でした。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

今後も幸せカメラストーリーズをよろしくお願いします。

e-Book【絶景に出逢うための教科書 風景編】

通常価格

1,000

(税込)
購入はこちら

※こちらはダウンロード商品です

商品紹介

こんにちは。幸せカメラのKENです。   このe-Book「絶景に出逢うための教科書 風景編」は、画質に拘った作品で、全14ページとなっております。   内容は、私KENが日頃からどのようにして「絶景」と呼ばれるような景色を追いかけ、そして撮影しているのかについて詳しく解説しています。   これをあなたに読んでもらうこ…

関連情報

幸せカメラストーリーズ|北海道の「現在」を収めた写真達

幸せカメラストーリーズ|北海道の「現在」を収めた写真達

「幸せカメラストーリーズ」では釧路湿原など北海道ならではの原風景はもちろん、
釧路の幣舞橋の夕焼けや釧路川工場夜景など、
北海道の街の現在を収めた写真を販売しております。
カメラマン「KEN」こと中村憲一による写真の販売だけでなく、
撮影や編集のテクニック等の様々な情報を、
ときにはカメラだけにとらわれず随時発信してまいります。

屋号 幸せカメラストーリーズ
住所 〒088-0624
北海道 釧路郡釧路町新開5-36 クレヴァ102
電話番号 090-4879-9535
営業時間 10:00~19:00
不定休
代表者名 中村 憲一 (ナカムラ ケンイチ)
E-mail info@happycamera-stories.com

コメントは受け付けていません。

特集