冬の北海道でタンチョウに逢いたい! 冬の北海道でタンチョウに逢いたい!

湿原の神と呼ばれる美しいタンチョウ。
冬の釧路湿原ではそんな彼らを身近に感じることができます。
今回はタンチョウに会える人気のスポットなどを紹介します。

  • 01 【№67】タンチョウと霧氷と気嵐⑤

    【№67】タンチョウと霧氷と気嵐⑤
    鶴居村にある「雪裡川」の中で朝を迎えたタンチョウ。   猛烈な寒さが気嵐と霧氷を生み出し、彼らの姿を覆い隠す。   真っ白な世界にタンチョウのシルエットが浮かび上がります。   独特の鳴き声を響かせながら、飛び立つ時を待っています。 &nb…
    鶴居村にある「雪裡川」の中で朝を迎えたタンチョウ。   猛烈な寒さが気嵐と霧氷を生み出し、彼らの姿を覆い隠す。   真っ白な世界にタンチョウのシルエットが浮かび上がります。   独特の鳴き声を響かせながら、飛び立つ時…
  • 02 【№66】タンチョウと霧氷と気嵐④

    【№66】タンチョウと霧氷と気嵐④
    鶴居村にある「雪裡川」の中で朝を迎えたタンチョウ。   猛烈な寒さが気嵐と霧氷を生み出し、彼らの姿を覆い隠す。   そして待ちわびた朝の光が彼らの姿を少しずつ浮かび上がらせる。   独特の鳴き声を響かせながら、飛び立つ時を待っています。 …
    鶴居村にある「雪裡川」の中で朝を迎えたタンチョウ。   猛烈な寒さが気嵐と霧氷を生み出し、彼らの姿を覆い隠す。   そして待ちわびた朝の光が彼らの姿を少しずつ浮かび上がらせる。   独特の鳴き声を響かせながら、飛び立…

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  • 03 【№61】極寒の川の中のダンス

    【№61】極寒の川の中のダンス
    鶴居村にある「雪裡川」の中で朝を迎えたタンチョウ。   猛烈な寒さが気嵐と霧氷を生み出し、辺りを真っ白な世界に変えます。   人が生きることができないような世界で優雅に踊る姿は、まさに湿原の神と呼ぶにふさわしく思います。   極寒の白い…
    鶴居村にある「雪裡川」の中で朝を迎えたタンチョウ。   猛烈な寒さが気嵐と霧氷を生み出し、辺りを真っ白な世界に変えます。   人が生きることができないような世界で優雅に踊る姿は、まさに湿原の神と呼ぶにふさわしく思います。 …
  • 04 【№60】霧氷の中を飛ぶタンチョウ⑥

    【№60】霧氷の中を飛ぶタンチョウ⑥
    鶴居村にある「雪裡川」の中で朝を迎えたタンチョウ。   猛烈な寒さが気嵐と霧氷を生み出し辺りを真っ白な世界に変えた。   音羽橋に向かってくる彼らの逞しいはばたきを朝日をバックに捉えました。   極寒の白い世界で生きる美しい彼らの姿をお…
    鶴居村にある「雪裡川」の中で朝を迎えたタンチョウ。   猛烈な寒さが気嵐と霧氷を生み出し辺りを真っ白な世界に変えた。   音羽橋に向かってくる彼らの逞しいはばたきを朝日をバックに捉えました。   極寒の白い世界で生き…

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タンチョウの生態を知ろう

タンチョウの生態を知ろう

国の天然記念物、そして釧路湿原の神とも呼ばれる美しいタンチョウ。

 

今回は冬の北海道で出逢うことができるタンチョウについて紹介します。

 

(特集記事は横スクロールで3ページあります)

 

「飛べる鳥」としては世界最大クラスの大きさがあるタンチョウ。

 

翼を広げると約2m40cmもあります。

 

生息域は主に北海道の道東に限られています。

 

渡り鳥と思われることもあるようですが、タンチョウは国内で繁殖する留鳥です。

 

場所によっては一年中その姿を見ることができます。

 

特徴的である「真っ赤な頭部」には羽毛がなく、赤い皮膚が露出しています。

 

タンチョウの頭

 

生息域は「湿原・湖沼・河川」などで、水辺がある場所を好んでいます。

 

だた最近は保護活動のおかげでタンチョウの数が増え、農家の畑や民家の庭などでもその姿を見かけます。

 

食性は雑食です。

 

湖沼ではエビ類や昆虫・魚貝類を探し、ネズミなどの哺乳類やカエルなども食べます。

 

また秋のデントコーン畑では残った穀物や茎をついばむ姿を多く見かけます。

 

そして厳しい冬の間は、湿原周辺にいくつかある「給餌場」に餌を求めて集まってきます。

 

そこでは主にデントコーンなどを与えていますが、1羽あたり1日約1000粒を食べることがわかっています。

 

このように人間との距離がとても近くなった彼らと、今後どのように共存していくかが私達のテーマでもあります。

 

約100年ほど前、絶滅したと思われていた彼らが釧路湿原で見つかり、そこから住民たちの保護活動によって生息数を少しずつ増やしてきました。

 

2017年には約1600羽が確認されているとのことです。

 

(横スクロールで次のページへ)

 

タンチョウに出逢える場所は?

タンチョウに出逢える場所は?

夏の間は湿地帯で暮らしている彼らですが、秋から冬にかけて人里にその姿を現すようになります。

 

秋には主にデントコーン畑でその姿を多く見かけます。

 

そして冬になると彼らの聖地と呼ばれる「雪裡川」(せつり)の川の中で越冬するので、隣接する音羽橋(おとわ)から神々しい彼らの姿を観察することができるのです。

 

雪裡川の中で一夜を過ごした彼らは、日の出とともに仲間や家族たちと一緒に給餌場に向かいます。

 

 

雪裡川を飛ぶタンチョウ

 

その給餌場は主に3箇所あり、音羽橋と合わせてタンチョウ観察の「4大ポイント」と僕は呼んでいます。

 

1.音羽橋(雪裡川から飛び立つタンチョウを間近で見ることができる)

 

2.伊藤サンクチュアリ(鶴居村にある給餌場)

 

3.鶴見台(釧路から鶴居村に向かう道路沿いにある給餌場)

 

4.阿寒国際ツルセンター【グルス】(阿寒町)

 

(それぞれの詳細な場所についてはブログ記事で紹介します)

 

1の「音羽橋」では、川の中で一夜を過ごしたタンチョウの姿や、橋に向かって飛んでくる彼らのダイナミックな姿を観察することが出来ます。

 

2の「伊藤サンクチュアリ」は広い牧草地にたくさんのタンチョウが集まってくるので、時間を問わずに楽しむことができます。

 

3の「鶴見台」は車道のすぐ脇にある草原に、たくさんのタンチョウが集まっています。タンチョウまでの距離感はここが一番近く感じられますが、背景などがあまりスッキリとしていないので撮影にはあまり向いていません。

 

4の「グルス」は一時期はウグイなどの魚も与えていたことで、オジロワシやキタキツネなども集まり、タンチョウとの餌バトルが見られていました。

 

ただ近年懸念されている鳥インフルエンザなどを考慮して、野生動物たちが集まりすぎないようにするため、現在は魚を与えていないと聞いています。

 

こういった観察ポイントが冬の釧路湿原周辺には広がっています。

 

(横スクロールで次のページへ)

 

 

タンチョウを撮影する際のポイントは?

タンチョウを撮影する際のポイントは?

巨大で美しいタンチョウを撮影する場合は、行く場所によってポイントを抑えておく必要があります。

 

1.音羽橋

 

まず「音羽橋」ですが、川の中で一夜を過ごす彼らの位置は、橋からかなり遠い場所になります。

 

200mmの望遠レンズで全体像が収まるくらいなので、川の中にいる彼らを捉えるには500mm相当のレンズが必要です。

 

またこのポイントは、日の出前から日の出直後までの時間帯が絶好の撮影タイムになります。

 

ある程度日が昇るとほとんどのタンチョウは飛び立ってしまうので、遅くても日の出から1時間後くらいまでを観察の目安とします。

 

双眼鏡があると便利です。

 

橋に向かってくるタンチョウは、撮影者のかなり近くを飛ぶこともあるので、標準ズームのカメラでも十分に撮影できます。

 

無理に500mmの超望遠レンズを使わなくても、感動できる写真を撮れるのが音羽橋の特徴です。

 

2.伊藤サンクチュアリ

 

伊藤サンクチュアリのタンチョウ

 

広い牧草地に隣接する整備された観察ポイントです。

 

トイレや施設、ライブカメラなどもあり、給餌の時間になるとたくさんのタンチョウが集まってきます。

 

ふいに空から降りてくるタンチョウに驚きつつも、落ち着いてシャッターを切る楽しみを味わえます。

 

畑の柵からタンチョウまでの距離が比較的あるので、中望遠や超望遠レンズが活躍します。

 

3.鶴見台

 

車道のすぐ脇にある草原にたくさんのタンチョウが集まっているポピュラーなポイントです。

 

駐車場は無料ですがあまり広くありません。

 

公衆トイレもあります。

 

柵越しに見る彼らとの距離がとても近く感じられる場所でもあります。

 

どの場所でも共通のことですが、大声を出したりフラッシュを使わないように、希少な野生動物に配慮しましょう。

 

標準ズームや中望遠ズームがあれば十分に楽しめますが、タンチョウの離陸や着陸については、ほとんどの場合で電線などが構図に入ってしまうので、あまり印象的な作品にはならないと思います。

 

4.阿寒国際ツルセンター【グルス】

 

阿寒町から車5分ほどの距離にある観察ポイントです。

 

僕は鶴居村に行くことが多いのでグルスにはほとんど行きませんが、以前はタンチョウとオジロワシが餌を取り合う姿が見れるということで、とても人気があった場所です。

 

現在の状況については分かり次第お伝えします。

 

公式サイトなどを拝見すると、美しい写真が多く見られます。

 

※現在も魚の給餌は中止しているようです。

 

このように、撮影ポイントによって機材のスペックがやや求められますが、全体的に見ると70-300mm程度のズームレンズがあれば楽しめます。

 

あとは「霧氷」や「朝日」そして「夕焼け」や「雪」など、光や天候も考えながら美しいタンチョウを写真に収めてください。

 

タンチョウについての詳しい内容は、ブログ記事で紹介していきます。

 

それでは最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

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